seacrus0708’s diary

躓いても、また起きよう

離婚なふたり

「離婚なふたり」

面白すぎて、はまっちゃう。

リリー・フランキーさんの枯れた感と

小林聡美さんの薄いけれど隠しきれない灰汁のある

夫婦が、どうしようもなくツボにはまる。

大好きな坂元裕二さんの名台詞も出てきて…

後編が楽しみ過ぎて、ワクワクする。

 

これといった絶対的な離婚理由がない、

経済的には恵まれ、

子育てもすでにひと段落した夫婦の

なんとも言えないすれ違い…

 

自分の未来に夫の姿がない…

それは私も同じだけど、

諸々の事情は違うから、

踏み出せない私にもキャッチーなドラマ。

 

キュートで冴えない、

でもなんとも言えない雰囲気と

才能のカケラを感じさせるおじさんを演らせたら

右に出るものはいないリリーさん

(松尾スズキさんにも感じたけれど…)

フツーの人のクセを自然に表現できる

不思議な空気感を持つ小林聡美さん。

 

ふたりの気持ちと世間体、

社会的立場の違い…

「夫婦は別れられる家族」なんだけれど、

この先どうなるのかな。

離婚なふたり

「離婚なふたり」

リリー・フランキーさんと小林聡美さんが演じる

絶妙なすれ違い夫婦ににやにやする私。

 

夫婦をテーマにした作品の数々で

そこそこ売れた脚本家で、

私の大好きな坂元裕二さんの印象的なフレーズを

ちょくちょく拝借してくる情けなくも見栄っ張りで、

でも他人からすれば憎めない夫。

夫唱婦随を目指していたはずが、

そんな夫に冷めきった妻に離婚を突きつけられ、

慄く様子がかわいい!

 

ちょっと経済的には余裕のある家庭の

普通の主婦が、子育ても一段落した今、

夫の横柄な態度に心をすり減らし続ける日々を拒み、

自分の未来図には夫が存在しないことに気付く。

その思いを果たそうと離婚を切り出す、

一見中途半端なようで、でも振り切れた様子が

ツボにはまった。

 

来週が楽しみ、楽しみ。

 

 

東京の桜は…

今週のお題「桜」について

 

このところ花冷えで嫌になる。

東京はお天気もいまひとつで、

なんだかなあと思うけれど、

世間はお花見シーズンの到来で

心弾ませている様子が

ニュースでも聞こえてくる。

 

今の仕事に就いてから、

私にとって、春は特に多忙で、

嬉しくない季節になった。

 

でも、先々週栃木で見た桜は

青空の下で生命力に溢れ、

私を元気付けてくれた。

前に停車したトラックが

フレームアウトできず、

どことなくのほほんとした

写真になった。

 

だから、

今週は東京でも桜が見られるだろうと

楽しみにしていた。

でも、帰ってきて見た桜はなぜか色褪せて、

可憐な感じではあるものの

まだ咲き誇る前なのに儚さを感じる。

それを「洗練」されたというのだろうか。

それとも、

これは無機質な東京の空と空気のなせる業か。

 

桜の名所ではなく、

近所で見ただけだからなのか、

一緒に見た友人がそばにいないからなのか、

生命力よりも儚さを感じる。

今の私の心の投影なのかな。

 

いや、そう…

疲れているのかな?

子育てを難しくするのは…自分?人?

子育てに必要なのは、周りのサポート。

ワーキングマザーは周囲のサポートがないと、

余程の本人のバイタリティと

きちんと取れたワークライフバランスがない限り、

追い詰められてしまう。

だからこそ必要なのは、助け合いの精神。

それは痛いくらいわかっているよ、私だって。

 

でも、自分の子どもをみてもらうということは、

すなわち、よそのお子さんの面倒もみるという

ギブアンドテイクの精神がないと無理…

私にはそれが負担なんだなあ。

 

でも、

世の中にはそれが平気な人がいるのもわかった。

その人達はとてもおおらかで、

いつも優しく、わが子の面倒まで見てくださる。

それには感謝しかないし、徳の高い人だと思う。

 

そんなお母さんだから、

ご自分のお子さんの子育てにもおおらか。

小さなことを気にしない。

 

でも、私は違う。

神経質だし、些細なことがいろいろ気になる。

 

私はやっぱりお世話になったら

それなりのお礼をと思うし、

お返しに…と思うけれど、それが負担。

だけど、だからと言って知らんぷりはできないから、

それを実行するけれど…

そうするとかなり疲れる。

 

そんなわが子も大きくなり、

私とは意地の張り合いで

死闘を繰り広げることもあるけれど、

そこは私の子どもで内弁慶。

多少ちょろちょろしたとしても、

基本的に外で私以外には

そう手がかかる方ではない。

 

逆に私といる時は、もともと言うことを聞かない、

プラス そこに誰かが加わることでテンションが上がり、

普段以上に手綱を締め直すのに時間がかかる。

 

そして、私の制止でわが子がやめても、

やめないのがよそのお子さん。

親がいない時だからこそ、

公共のルールは守って欲しいけれど、

それも子どもには無理な話。

 

私は自分の子がこう思われるのが嫌だから、

やっぱり人の手を借りるのであれば、

ビジネスライクな割り切ったお付き合いがいい。

 

そこに輪をかけて、

子育てのサポートは当然という感覚で、

やんわりこちらを動かそうとする人もいるから

嫌になる。

そして、それをわかっていながらも、

断れない自分にも……自己嫌悪。

 

「お願い…

    キャパが小さくワンオペ育児で

    ヘトヘトの私に頼らないで。

    私もあなたに頼らないから。」

と心から思う。

 

ああ、大人も子どもも面倒だなあ…

人間関係…

 

実際、面倒なのは私か…

やっぱり向いてない…子育て。

 

長い愚痴でした。

 

さあ、気持ちを切り替えて、

明日からまた長い1週間が始まる!

頑張れ、私!

スポーツの力

仕事でしばらく行けなかったスイミング。

久しぶりに行ったら、やっぱり気持ちいい。

運動って大事!

ずっと忙しくて、身体を動かすことすら

億劫だったけれど、

動くことで停滞していた何かが

変わっていく気がする。

マイナスな気持ちも昇華される。

 

些細なことを許せない小さな自分を

包み込み、甘やかしてくれた友人。

それに救われた自分。

 

今度は自分が動くことで、自分も変わろう!

スポーツの力を借りて。

 

 

小さな卒業

<p>今週のお題「卒業」</p>

ずっと新調したかったダウンと秋用の薄手のコート。

花冷えのこの時期、秋用コートは重宝する。

とっくに賞味期限切れなのに、消費期限内だったので、

ヘビロテしてきた。

でも、時はきた!

なんでもなかなか手放せない私。

肌寒いから衣替えまでは…と思っていたけれど、

今日、コートの裾を引っ掛けたのを機に、

お別れを決めた。

ついでに、この冬新調したのに、後生大事に取っておいた

愛用のダウンもお別れ。

天寿を全うした両者とのお別れは名残惜しいけれど、

今まで暖かくしてくれてありがとう!

着心地のよさや温もりを忘れないよ。

でも、これは私の新しい一歩。

大人になるとなくなってしまった…

これも小さな「卒業」!